■脳リハビリとは何ですか?
・目的
- 脳をイキイキさせ、明るく楽しく生活が過ごせるようにする
- 脳の機能を上げる・・・維持する
- 興味を持つことを掘り起こす
- 体力をつける
・方法
- 癒す・・・心が癒されることでやる気が出ます
- 優しさをシャワーのように浴びせる
- 見つめる、ふれる、タッチする、抱く、一緒に過ごす
- 良い点を見つけて・・・認める、ほめる
- よく笑う、おしゃべりをする
- 気持ち良いタッチは脳内ホルモンを出させる
- セロトニン・・・精神(心)の安定
- ドーパーミン・・快感中枢の刺激
■脳リハビリの実施
※デイホームひまわりでは「スリーA方式」による脳リハビリを行っています。
- あかるく
- あたまをつかって
- あきらめない
脳リハビリは楽しく頭を使い、楽しく過ごして心の寂しさを埋めることです
- 指運動、リズム運動、お手玉送り、竹太鼓など
- 実施するときは、利用者さんの笑顔や声を導きだす関わり方が大切です。
- 笑顔で、テンション高く、相手の心に届くように楽しみながら行う事で、
- 記憶力、理解力、判断力を高めていきます
- 指示は分かりやすい表現で、やさしい言い方、一つずつ簡潔に。
※脳リハビリ(スリーA)の根拠。脳に対する刺激が少ないと、脳を使わないため萎縮を起こします。早い時期に積極的に脳を訓練する事で、認知症の進行を抑えることができる。
■脳リハビリの実践
物忘れをすすませない・・笑顔と歌が絶えない脳リハビリの実践
デイホームひまわりでは認知症の進行を予防するため、5人から6人の小人数のグループを中心に個別援助に重点を置いたサービスを提供しております。また、音読、計算、手芸や指運動、リズム運動、お手玉回し、竹・太鼓等の脳リハビリ訓練を行っており、利用者さんの笑顔が絶えなく、物忘れ防止のための実践を行っております。物忘れの進行を防ぐための脳リハビリを実践しています
■竹・太鼓で思い出の民謡を演奏
竹と太鼓で花笠音頭やドンパン節、肥後の子守唄などの民謡を、リズムと歌に合わせ演奏します。最初のパートは太鼓が叩く、次のパートは竹が叩く、次は竹と太鼓が一緒に叩く、太鼓はどんどんと勇壮な音、竹はかんかんと高い音色。途中にソーレやドロドロと利用者さんの威勢の良い声が聞かれます。譜面を見る、叩く、止める、歌うなどと同時に二つ以上のことを集中して行うことで注意分割機能の訓練にも役立ちます。
■パズルで挑戦
パズル・・60ピースが完成しました。パズルの色、形、平面の認知、指先の巧緻性を保ちます。10から65ピースのジクソウパズルでレベルに合わせたピース数で挑戦・・・完成することが大切です。
■リズム運動で脳の活性化を図ります
リズムと手の運動、歌を唄う、ルールを覚える。二拍子は自分の膝に、左の方の膝、自分、右の方の膝とリズムを取り二拍子の歌に合わせ両手を動かします。段々難しくなり三拍子、四拍子へと続きます。すっきりと脳は生き返り笑顔いっぱいとなります。